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第111 号 |
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| 「人を育てたいなら、まず社員に期待し認めよう」 「うちの社員は駄目な奴が多いから」とおっしゃられる経営者が多いのですが、この段階で社員の成長を止めてしまっていることにお気づきでしょうか? 実験を通して、人の成長効果を示している3つの効果についてご紹介いたしましょう。 【ピグマリオン効果】 「教師がある学生に対して優秀だという期待をもって教えれば、その学生は他の学生達よりもっと優秀になる確率が高い」という理論 【ホーソン効果】 「労働者達の作業成果は労働時間と賃金ではなく、周りの関心と上司の注目にもっと大きな影響を受ける」という理論 【プラセボ効果】 「ある薬の中に特定の有効成分が入っているように偽装して患者に与えると、本当に効果的な薬のように効果を発揮する」という理論 いかがでしょうか?指導すべき人間が指導されるべき人間を優秀と認めている、もしくは注目していることがお分かり頂けると思います。 こういうお話をすると、「俺は経営者で給料を払っているんだから厳しくして当然で、褒めるなんて・・・」とおっしゃられる方もいます。 確かに経営者にとってみれば、経営は命がけです。真剣勝負です。職場がピーンと張り詰めるくらいの緊張感があっても良いと思います。しかし、社員もずっとこれでは持ちません。 本当に褒めることは年に1〜2回くらいでしょう。その時に表彰してあげてみてはいかがですか?一人ひとり頑張った状況を具体的に経営者自らが表彰状に書いて上げて下さい。直属の上司から聞くのも良いでしょう。社員は、日頃は厳しい社長だが、こんなところまで頑張っている姿を見てくれているんだ、という気持ちになるものです。これが社員の動機付けに繋がり、明日への活力になっていくのです。 また、弊社で販売している「ありがとうカード」を用い、日頃の小さな成果についてはストロークを上げるとさらに効果的です。小さな成果の積み上げしか大きな成果は作れません。まずは経営者自らが、社員を優秀だという期待をもって、関わって参りましょう。
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経営コンサルティング部門 財務・人事担当研究員 村尾 謙次 |
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