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REPORT

レポート

2019.08.28

イノベーションを巻き起こす『リードユーザー』を掴む!!

イノベーションを巻き起こす『リードユーザー』を掴む!!

人々は『ニーズ』に動機付けされて行動します。
そんなニーズにいち早く気づき、
それを実現するために、先駆的に創意工夫をしている
ユーザーのことを、『リードユーザー』といいます。

自社の目指す姿を共に創り上げるリードユーザーは、
潜在ニーズの把握や新商品・新サービスのアイデア創出に
大きなヒントを与えてくれます。


例えば、今では一般的になった『マスキングテープ』も
リードユーザーによってヒットした商品です。

本来、マスキングテープは工業用途副資材としてしか
使用されていませんでした。
それを装飾を目的とした雑貨用途の可能性を見出したのが
3人の女性です。

マスキングテープが持つ機能(はったりはがしたりしやすく、
簡単に切ることができる)にいち早く気づき、
その用途の革新を行いました。

”可愛くラッピングしたい”という顧客ニーズを満たし、
素材が和紙なので簡単に手でちぎれ、表面に字も書ける。
和紙独特の風合いや透け感が支持され、
今ではデコレーションアイテムとしてすっかり定着し、
新たな市場の拡大を果たしました。


 

他にもリードユーザーによって新商品・新サービスの開発に
つながった例はたくさんあります。

従来のマーケティング

従来のマーケティング手法は、
①自社が一番貢献したい顧客を特定する(ターゲット顧客化)
②ターゲット顧客が自社商品を日頃どう使用しているかを
観察する。
③自社商品の問題点をターゲット顧客にきく(聞く、聴く、訊く)
④自社商品について熱心に語ってくれる顧客のコミュニティーをつくる
という流れがあります。
これだけでも効果は出ることでしょう。

ここから先にさらに進み
「ターゲット顧客の中のリードユーザー、リードカスタマーを掴む」
ことが新たな価値を生み出すことにつながります。

 


リードユーザーを掴む

リードユーザーは、今はない商品(サービス)の構想を持っています。
自らのニーズを充足させる解決策(イノベーション)をもっていて、
自社の成長発展に有益なヒントを与えてくれる先進的なユーザーなのです。

 

リードユーザーとは簡単に言うと「ヘビーユーザー」です。

 

「ピラミディング法」
ターゲット市場のリードユーザーに、自分より先端にいる
リードユーザーを紹介してもらい、それを繰り返し続けて絞り込む方法。
簡単にいうと、ヘビーユーザーに意見を聞く方法です。
ヘビーユーザーは、自分と同等か自分以上のヘビーユーザーを知っているものです。

 

「スクリーニング法」
リードユーザーが含まれていそうなリストを入手し、
片っ端から探していく方法。
ヘビーユーザーがいそうだと思う名簿から条件にあうものを
拾いだしていく方法です。

 

「クラウドソーシング法」
ネットでアイデアを広く募集する方法。
フェイスブックなどのSNSでヘビーユーザーを募集します。

 

リードユーザーを見つけることは容易くありませんが、
ユーザーとともにイノベーションを巻き起こし、
自社の未来を切り拓いていきましょう。


■ディスカッションしてみましょう。

・あなたの会社のユーザーはどんなニーズを持っているでしょうか?

・自社商品をどのように活用しているでしょうか?

・自社や自社商品にどのような価値を感じているでしょうか?