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REPORT

レポート

2020.07.26

我社の倒産確率

メディアの経済報道を見ておりますと、当然のようにコロナ危機による世界の株式市場の激しい変動に触れることばかりです。
先日も、日経にてこの半年間における世界の企業の株式時価総額ランキングの大きな変動が報道されていました。
各企業の株価増減の要因は、コロナ危機による「デジタルトランスフォーメーション」や「脱炭素」の加速です。

時価総額を大きく伸ばした企業のひとつが、米国の電気自動車メーカーのテスラです。
それまで自動車産業でトップだったトヨタを抜いたのです。
尚、テスラの売上高はトヨタの11分の1、自動車販売台数は28分の1しかありません。

では、何がこの株式時価総額を作っているのかと言えば、
マーケットにおける「成長期待」であり、これが産業ごとに明暗を生んでいるのです。

尚、株式時価総額の世界上位1000社の内、日本企業は84社であり、
20年前の半数になっています・・・がんばろう、日本!

この半年間の変化は、DXもそうですが、平時ならゆっくり進む変化が、
新型コロナウイルスという外的ショックにより大幅に速度が上がっています。

しかし、そんな環境変化に対応するしか生き残る道はありません。

我社の倒産確率は30%

これは、星野リゾート 代表 星野佳路氏が社員さん向けに発信されたブログのタイトルです。
星野氏は、「今期の減収幅」「経費削減の進捗」「新規の資金調達の可否」の3つの変数で会社の先行きを27パターンに分類し倒産確率を出されています。
そして、「危機の局面では『正直さ』が大切」との考えから発信されています。

「ブログの反響は大きく、倒産しないために何をすべきか、みんな自分の頭で考え始めた。
今後も月1回ブログを更新し、最新の倒産確率を示したい」

と星野氏は述べておられます。(日本経済新聞参照)

星野氏には、「理念と経営」6月号に登場頂き、
星野家に伝わる内村鑑三先生から御祖父に直接お渡しされた「成功の秘訣」(10か条)をご紹介頂きました。

「この10か条の奥にある内村鑑三先生の思いを探ることは、新型コロナウイルスへの感染拡大という非常事態の中で、
経営者としての自分と向き合う上で、きっと何かの参考になるに違いないと思います。」

改めて読み返しますと、星野氏が「成功の秘訣」を実践されていることがわかります。

コロナ危機を乗り越えるためには、
トップリーダーを中心に当事者意識を持った社員が集う「全員経営」しかありません。

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