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REPORT

レポート

2020.09.17

なぜか「伝わらない」職場のコミュニケーション理解と行動変容には、〇〇が不可欠である

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組織を運営していく上で、思うようにいかないと感じている企業は少なくありません。

根源的にはすべて「組織内のコミュニケーションのあり方」に原因があり、
そこを見直すことで解決に至る可能性が高いと語るのは、
教育学の観点から「企業で働く大人の学びや成長」をテーマに研究している
立教大学経営学部教授の中原淳氏です。

“伝わらない”組織内のコミュニケーションのあり方をどう見直せばいいか。

注目されているのが「ダイアログ(対話)」です。

「対話」と「会話」、「ディスカッション」は違います。
中原教授によると、
「会話」が通常のおしゃべりであり単なる情報交換であるのに対し、
「対話」とは人々が物事や互いの立場を理解し、
わかったことを行動に移すきっかけになるような「創造的なコミュニケーション活動」
と位置づけています。

「対話」とは
何かを決めたり、その為に互いの意見に優劣をつけて
結論を出したりすることを必ずしも目的としません。
「ディスカッション」は
設定されたテーマに対して最終的な意思決定を下すために、
議論を戦わせて評価しますが、「対話」はまったく違うプロセスをとります。

むしろもっと他の選択肢や視点はないのか
評価の基準やテーマの設定そのものに再吟味の余地はないかと、
さらなる探究の方向へ話し合いを深めていきます。

「ダイアログ」の本質は、評価や特定の結論を出すものでなく、
お互いの考えを深めて探求し続けるコミュニケーションの形です。
個人も組織も「対話」することで学び、成長し、変わることができます。
組織学習(Organization Learning)という観点からいえば、
そうした個々人の学びや成長の積み重ねの果てに、
組織変革(Transformation)の可能性があるのだと中原教授は述べています。

(参考:ダイヤモンド社「ダイアローグ 対話する組織」中原淳・長岡健 著)

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