壁にしか見えない場所にドアを見る
先月、お送りしたメールの中で、
国際大学学長・一橋大学名誉教授 伊丹敬之先生の著書
「よき経営者の姿」(出版:日本経済出版社)を紹介させて頂きま
その後、複数の方から書籍を読まれた感想を伺いました。
好評ですので、今回も少し紹介させて頂きます。
Where others see only the wall, I see doors.
他の人達には壁しか見えない場所に、私はドアを見る
インドにて一代で大手鉄鋼グループを作られた
O・P・ジンダル氏の言葉を伊丹先生は紹介されています。
「壁ばかりを見て前途がふさがれていると思うな、
前へと進めるドアを見つけるのだ」
峻烈なまでの「未来志向」が必要だと!
この伊丹先生の言われる「未来志向」は、
NISSOKENにおける「可能思考」と言えます。
先日、30年前のSAを受講された社長様(4TT)と
約10年ぶりにお会いしました。
「あの時、SAを受講していなかったら、
可能思考を勉強していなかったら、とっくに会社を潰していた。
感謝してるよ~」
との嬉しいお言葉を頂戴しました。
コロナ禍の中でも業績は順調であり、ご子息への後継も
順調に進めておられます。
御年66歳ですが、バイクを乗り回し、
とにかく明るく人生を楽しんでおられます・・・
今年は激動の年となりましたが、来年以降も中小企業を取り巻く
経営環境は更に厳しくなるものと予想されます。
そこで、「可能思考セミナーSA自己成長コース」を
経営者・経営幹部の皆様限定の「ビジネスSA」として
プログラムをアレンジして開催させて頂きます。
(再受講をお勧めします)
その目的は「中小企業の活性化」であり、その為には、
組織のトップの皆様が、今こそ「可能思考・メソッド」を通して、
①Mission(使命感・社会的価値の向上・大局観)
②Vision(ビジョン構築力・理念浸透力・先見性)
③Passion(人間力・プラス思考・コミュニケーション能力
④Leadership(論理的思考力・実行力・決断力)
を立ち止まって振り返り、磨く必要があると捉えております。
組織はトップで決まります!
伊丹先生は、その書籍の最後でこの様に述べておられます。
時代を越えて、国境を越えて、
「よき経営者の姿」の本質に変わりはない。
しかし、その本質は、それを見ようとする思いを持つ
そして、見るための目(つまり枠組み)を持とうとする者にしか、
見えないだろう。
皆さん、来年「よき経営者の姿」になる備えをするのは
「今」です!