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2021.08.2

戦略が変われば組織のありかたも変わります。 中小企業に求められる「成長実感型人事制度」とは

この1年大きな変化のうねりの中で様々な新しい用語が
聞かれるようになりましたが
「ジョブ型雇用」もその一つです。

以前からあった言葉ではありますが、
コロナ禍でテレワークなども普及し、働き方も変わり、
企業も大きく変化を余儀なくされる中で
よく聞かれるようになりました。

社会全体が少子高齢化という大きな課題を抱える中で
働く人も女性や外国人など多様性も高まっており、
働き方や企業と社員との関わり方や
人事評価に関しても変化を求められています。

ジョブ型雇用については数年前から大きな変化を
見据えて、大手企業が続々と採用を決めています。

ジョブ型とは簡単に言うと仕事に人をつけるモデルです。
ジョブディスクリプションという職務記述書を明確にして、
その実行度、目標達成をもとに評価を行う
成果に重点をおいた制度でもあります。

ジョブ型に対するものがメンバーシップ雇用と言われ
人に仕事をあてがうものです。

メンバーシップ型の雇用は、
安心して長期間働くことができる意味において
終身雇用や年功序列とも深く関連しており、
いわゆる日本型経営における人事制度の
前提となっていたものであり
ある意味で右肩上がりの時代では強みでもありました。

現在、顧客のニーズの激しく変化し、
多様化していく中でその前提は大きく崩れました。
一人ひとりも自らのキャリアを考え、
自立して目標達成を目指していかなければなりません。

また、会社もこれまで以上に人の可能性を引き出して
人を活かすことにフォーカスしていかなければ
企業は選ばれません。
戦略が変われば組織も変わります。

今こそ、会社と人との関わりを見直す時期でもありますが、
私達中小企業において、そのジョブ型雇用など
流行りのシステムを導入して成功するのでしょうか?

人事のシステムの変化のみならず
価値観そのものの大きな転換でもありますから
簡単なことではありません

自社にとっても本当に大切な価値観がなにか
ということが最も大事です。
何となく流行に乗って過剰な投資をするようなことは禁物です。

現在はコロナ禍ということで大きな問題には
なっていませんが、
アフターコロナでは再び激しい人材不足が
訪れるとも言われています。

中小企業の強みは、
小さいながら組織だからこその強みでもあります。
一人ひとりが仕事の達人(プロフェッショナル)として
自立しながらも、お客様それぞれの個別ニーズに
細やかに対応したり、臨機応変に単能工ではなく、
多能工で1人が何役もこなしながら
チームワークよく仕事をしていくことが必要です。

そのためには成果につながる人間関係が重要です。
働きがいややりがいは成果を作ることを通しての
自らの成長実感から生まれてきます。

仕事に対しての使命感と(ジョブ)と
良い人間関係(チームワーク)を通して成果を作りながら
成長を実感できる職場づくりが求められているのです。

自社に合った制度を作り上げるために十社十色、
時間がかかります。
だからこそいち早く取り組むことが大切です
新たな時代を乗り越える人事戦略とは何か
打ち立てていきましょう。

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