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ONE POINT ADVICE

ワンポイントアドバイス

第020号 貸借対照表を読みこなし数字に強くなる

決算書を読むということは経営を行うためには非常に大切です。
決算書を読もうとする時に大局的に読むことも良いのですがこれでは、 正確に内容をつかめるどころか判断を誤る危険性もはらんでいます。 ですから分析には必ず勘定科目の中身を検討しなければなりません。
まず貸借対照表では

1.預金といっても必ずしも流動性があるとはいえません。借入の為拘束されている預金がどれだけあるのか
2.受取手形の中にサイトの長いものが増えてきていたり、不渡りになる危険性の高いものがないか
3.売掛金は焦げ付きがないか。あるとしたらどの得意先のもので、滞留日数は何日くらいか
4.短期貸付金は正常なものか
5.仮払金はしっかりと精算され膨張していないか
6.固定資産についてはどれくらいの売却価値があるのか
7.借入金についてはどこの金融機関のもので金利の負担は適正か

これらの内容は最低でも即答できるように頭に入れておかなければなりません。
又、損益計算書は比較的読みやすいのですが、意外と経費の内訳を理解されてい ない経営者の方を多く見かけます。接待交際費や旅費交通費などといわれればどこの部署の誰に使用権限があり、 どういうものに支出されているのかを明確に掴んでおくことが大切です。 これは申告書などといっしょにつづられている勘定科目の内訳書などを参考にされると良いでしょう。
このように、日頃からこういうものを観察していると自然と経営の状態が明 確になり、数字に強くなっているはずです。特に数字が苦手だとお思いの方 はぜひ試してみてください。また、わからなければ担当会計事務所の先生方 にご質問されるとなお良いでしょう。

経営コンサルティング部門
村尾 謙次

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