株式会社日本創造教育研究所

ワンポイントアドバイス

第025号 組織人格の形成

価値観の共有については、たびたびお話をさせていただいておりますが、 皆様の会社に置かれましては、価値観の共有度合いはいかがでしょうか。 世の中では、成人式で大暴れする若者に市長が激怒する様子をマスコミで取り上げております。 個性の時代だと叫ばれて、社会人としての人格形成を学校教育や家庭教育で行われていないと言われる中で、 われわれ企業は、そのような中で育ってきた若者を採用していかなければなりません。 採用して、まずたたき込まなければならないことは、個の人格よりも、 組織の人格がとにかく仕事をしている時は、優先するということでしょう。
居酒屋で愚痴をいうサラリーマン、カラオケで自分の世界によいしれる、 また、週末に仕事のことを忘れ、趣味に没頭するなどの現象は、普段は、 個の人格を抑圧されているがゆえに、精神衛生上バランスをとる行為だとも言えます。 大企業に勤める人たちは、組織人格を優先して仕事を行っています。それに較べ、 中小企業で働く社員のほとんどが、個の人格を優先しわがままを通そうとしがちです。 この原因はどこにあるのか?答えは簡単です。会社が組織人格を明確に示し、徹底していないからです。
また、社員も会社に入れば、組織人格に従わなければならないと言うことを知らないからです。 40代50代になっても、組織人格に従えない社員がいるとしたら、 その会社の将来はおそらく暗いものでしょう。 そうならないためにもあらためて若手社員に組織人格が会社に所属する限りにおいては、 最優先であることを「躾」ましょう。
組織人格をいかにして、形成すればよいのか。 組織人格に匹敵する社員をモデル社員として行くのが一番わかりやすいと思われます。 モデル社員の一挙手一投足を社員全員に知らしめ、模倣することを実践させていくのもひとつでしょう。 また、モデル社員がいなければ、言語化し、文章で表現し、 社員一人一人に具体的行動に置き換えて管理職がねばり強く伝えていくことが大事ではなかろうかと思います。
組織人格を形成しよう!!

経営コンサルティング部門
人事担当研究員

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