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ONE POINT ADVICE

ワンポイントアドバイス

第079号 良い社風をつくるコミュニケーションスキルの向上を図ろう

幸せの心理学講座でお伝えしたいことの一つに「コミュニケーションのメカニズムを向上させる」ことが、良い人間関係を促進させる要素として上げられます。
私たちはお互いに生まれも育ちも価値観も違います。
日々たくさんの人に出会い日常をおくりますが、人生・家庭・職場・社会など、それぞれの環境において、目的や目標を達成していくために、コミュニケーションを通して、情報交換や意志の疎通を図り、助け合って生きる存在です。

「沈黙の偉人」などという古い言葉がありますが、明治・大正・昭和初期の頃までは、どちらかと言えば、あまり喋らない、朴訥とした、重々しく黙っている人、口数の少ない人が、思慮深い人格者として評価された時代がありました。
しかし、現在では「説明責任」が示すように、特にビジネス社会においては、コミュニケーション能力が問われる時代になりました。
時代の変化と共に人の価値観も変わります。
また、多様化しており、十人十色そのスタイルも違います。
かつて美徳とされた「以心伝心」の時代ではないと言っても過言ではないのではないかと感じています。
自分はきっちり、はっきり伝えていると思っていても相手が理解してくれなければ、何も伝えていないのと同じようなもの、簡単なようで難しいのがコミュニケーションといえます。
以下は、私がTA研修「幸せの心理学講座」でお伝えしている簡単なメカニズムです。

◆「話し手(発信者・・刺激を与える側)」に対して「受け手(受容者・・・反応する側)の対応で会話が成立しますが、
★コミュニケーションのルールは「受容者・・・受け取り手」が決める(賛成・受け入れるか 反対・受け入れないか)・・・ことです。

◆一番の注意点は、お互いに「信頼関係をつくる」配慮を怠ってはならないことです。
(性格表現6つの自我状態の理解や、価値観の違いの理解が、前提になります)

①刺激 → 反応(受容は肯定的か、否定的か)・「受け手が決める共感レベル」がある
②解釈 → 刺激の意味・理由を考える(単純な場合・複雑な場合がある)
③判断 → 情報を比較・分析しながら解釈を深め、返事の基準が定まってくる
④理解 → 解釈が一定のレベルに至るとき、理解した状態となる(不理解もある)
⑤決意 → 理解の意識(無意識の場合もある)において、返事の意志を決める
⑥表出 → 相手に刺激を返す(返事する・・問いかけ直すこともある)

◆このようなことを繰り返しているのがコミュニケーションです。
自動反応的に瞬間に返すこともあれば、間を置いてじっくり考え、「自覚・自制・忍耐」した上で、落ち着いてゆっくり返すこともあります。
理解しているようで感情的になっていることもあり、お互いに時・場合・場所・役割・立場をわきまえて、性急な会話にならないような配慮をしていくことが望まれます。

◆詳しくは「TA研修2日間コース」・「マネジメント・コーチング」6ケ月コースを何度でも繰り返し勉強して下さい。

TA研修講師
大友光夫

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