株式会社日本創造教育研究所

ワンポイントアドバイス

第112 号 戦略とは何ですか?

前回の事業ドメイン(領域)の際にも少しお伝えさせていただきましたが、皆さんもよく会社経営の中で「経営戦略」や「販売戦略」・「マーケティング戦略」というように、「戦略」という言葉を使われることが多いと思います。

それでは、この「戦略」とはどういう意味でしょうか?

多くの方は「戦略」というと、「あれをしよう!」「こういうマーケットに販売していこう!」「こういう販売方法でいこう」と、やることをあれこれ考えるのが戦略だと思いがちです。

ただ、本当に「戦略」とは何をするのかを決めることなのでしょうか?

下記にあげます二つの企業事例、どちらが戦略の明確な企業だと思われますか?

A、売上をあげるために、どんなお客様からの要望でも、どんな商品の注文でも、すべて対応して振り回されている企業

B 自分達のメイン顧客を明確にして、その方々からの自社1番商品の注文に集中して、それ以外のお客様や商品の注文を断る企業

いかがでしょうか。

多くの方はBを「戦略が明確な企業」とお答えになったのではないでしょうか。
そうなのです。「戦略」とは「何をするのか」を決めるのではなく、「何をしないか」を明確にすることなのです。

こういうお客様には販売しない

こういう商品は販売しない

こういう販売方法はとらない

このしないことを明確にして、最後に残ったものが「しなければいけない」ことなのです。

皆様の会社は「戦略 何をしないのか」が明確ですか?

株式会社建設みらい研究所
取締役 小浪正規

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