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ONE POINT ADVICE

ワンポイントアドバイス

第121号 夢から「初もの」戦略へ

いけません。経営における「夢」とは、「経営ビジョン」に当たります。単なる夢に終わらせてはいけません。夢を経営ビジョンに、そして経営目標に、具体化、ブレークダウンさせていくのです。その中で今回は、「初もの」戦略をお勧めいたします。
一般的に、人間は「初もの」に弱いものです。例えば、業界初、日本初、世界初などがありますが、いかがでしょうか。そこで、東京は中目黒にある「パティスリー ポタジェ」という世界初の野菜スィーツ専門店をご紹介したいと思います。何と、33歳の女性パティシエ柿沢安耶さんが2006年4月にオープンさせたのです。皆様、野菜とケーキの組み合わせを考えられるでしょうか。普通では考えられない発想です。だからこそ世界初なのです。では、なぜこんな発想ができたのでしょうか。それは、柿沢さんの理念にあるのです。

「食べる」という行為は「健康」と密接な関係を持つと私たちは考えます。ですから、美味しさを追求するのはもちろんですが、召し上がる方の健康や安全にも配慮したお菓子や料理を提供していきます。「食」を通じて世の中の役に立っていきたいと考えております。
(同店ホームページより)

この理念があってこそ、無農薬の野菜を厳選し、食材の良さをいかしたケーキが具現化されていくのです。ちなみに人気ナンバーワン商品は「グリーンショート・トマト」(450円)で、プチトマトをうまく活かした商品です。一度、皆様もご賞味ください。何か知らないうちに、私も応援団長になっていますね。「初もの」戦略恐るべし。

経営コンサルティング部門
取締役主任研究員 古永泰夫

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