人と企業の成功づくり『第1回TTアワード記念大会』が10月8日に開催され、全国の600名を超える皆様にご参加いただき、盛況のうちに終えることができました。心より感謝申し上げます。
この大会は、企業内インストラクター養成コース(TT)での学びをどのように社内に浸透させているのか、学び続けている模範となる5部門のアワード企業のプレゼンテーションから学ぶ、参加費無料のイベントです。
今回受賞された各企業様の、実際の体験・経験に基づくプレゼンテーションは、5企業とも、とても感動的で皆様の胸を打つ素晴らしいものばかりでした。学ぶことの大切さ、継続することの大切さを実感することができました。
受賞企業の皆様、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
【審査委員長】
金子 和斗志様
アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社
代表取締役会長兼社長CEO
【コアコンピタンス部門】
今別府 英樹様
今別府産業株式会社
代表取締役社長
【理念経営部門】
稲葉 伸一郎氏
株式会社熊本駅構内タクシー
代表取締役
【人財育成部門】
髙橋 勇氏
株式会社武蔵境自動車教習所
代表取締役会長
【新ビジネス部門】
横手 和彦氏
株式会社ピ-タ-パン
取締役会長
【逆境部門】
山之上 道廣氏
株式会社ミヤザキ
代表取締役社長
有明産業株式会社
代表取締役社長
小田原 伸行 様(25TT)
有明産業株式会社様は2014年からコアコンピタンス経営について学び続けていらっしゃいます。何よりこの企業様の素晴らしい点はビジョンが大きいことです。
コアコンピタンスとは「他社には絶対に真似できない競争優位の源泉」です。プロフィット(自社の利益)とベネフィット(お客様の利益)をバランス良く見ながら、如何にしてベネフィット:お客様の利益を高めていけるかを考え、樽という「モノ」を売るのではなく、樽を通した味わいという「価値」を売ることが大切だという、コアコンピタンス経営を実現されています。何よりも業績向上という結果をつくっています。
社会福祉法人千成会
理事長 前田 盛雄 様(7TT)
施設長 八城 紀恵 様(21TT)
社会福祉法人千成会様は、前田理事長の経営理念、そして創業の精神、その志に共感し、理念の伝道者として現場で働く社員さんに浸透させていく八城施設長のお二人がいるからこそ、経営理念が浸透しているのだと思います。理念は飾り物ではありません。自分の一念を懸けて創るのが理念です。経営者が実践をするからこそ、浸透し、戦略につながっていきます。そして、普段の業務や仕事で実践することが、どれだけ大切なのかということを実感できる取り組みをされています。
株式会社個別教育Can
代表取締役社長
長嶋 晃誠 様(22TT)
個別教育Can様は、長嶋会長の生い立ちから「人の可能性を引き出す」という想いを強く持ち、人材の能力を人間力と技術力に分けて、80項目にもわたる人財育成を行われています。これは長嶋会長の人財育成に対する強く熱い想いの証です。そして、日創研の可能思考セミナーを計画的に全社員さんで活用しながら、社内での教育も徹底されています。アワード企業様の取組みを聞き、改めて人財育成への決意を高めていきましょう。
株式会社コンフォ-ル
代表取締役社長
原 文典 様(19TT)
コンフォール株式会社様は、「選択」と「集中」を行い、売上の82%を占めていた下請けの仕事をやめて、片方先生(新ビジネスモデル実践セミナー 講師)の「経営環境の変化に迅速に対応することが必須」という教えを忠実に守り、誠実に実践をされています。コンセプトを転換し、価格競争からの脱却する為に、盤石な基盤づくり・専門性・独自性の確立を目指して、新しいビジネスモデルを構築されています。
株式会社玉寿司
代表取締役社長
中野里 陽平 様(23TT)
株式会社玉寿司様は、逆境に出会われたとき、中野里社長は、会長の捨石と守石という話を思い出し、本当に大事なものは何なのか、という原点に戻り、自分が会社を守るんだという決意をすることで、リーマンショック・東日本大震災という大きな逆境を乗り越えられました。社員さんを大切にする、あきらめないという言葉にすると平易なものになりますが、それを実践しやり抜かれるところに中野里社長の信念を感じるお話でした。