マーケティングセミナーで学べることとは?中小企業向けの選び方
現代の企業経営において、オフライン・オンライン両面でのマーケティング施策は不可欠です。
そのため、マーケティング関連のセミナーに参加し、自社のマーケティングに対する「本質」を追求したいと考える企業経営者や広報担当者は多いですが、適切な学習内容やセミナーの選び方がわからないことも少なくありません。
そこで本記事では、全国に約14,900社以上の会員企業様を持ち、セミナー開催等を通じ、長きに渡って中小企業の業績向上と人材育成を支援してきた日創研が、マーケティングセミナーとは何か、どのような学びやメリットを得られるのか、わかりやすく解説します。
また併せて、日創研が主催するセミナーの中から、マーケティングスキルの向上に役立つおすすめのセミナーも紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
「マーケティングセミナー」とは?
はじめにマーケティングとは、マーケティングセミナーとは何かについて、簡単に説明します。
マーケティングとは?整理して紹介
マーケティングとは、一言で表すと「商品やサービスが売れ続ける仕組み」をつくることです。
具体的に言うと、売りたい商品をつくってから「どう売るか」を考えるのではなく、どの層の顧客に対して、どのような目的で商品を届け、どう販売するのかといった「売れる商品と仕組み」について顧客視点で徹底的に考えた上で、ビジネスを進めていくことと言えるでしょう。
日創研では、マーケティングとは「顧客の創造と定義づけ」であると捉えています。
自社の商品やサービスが売れる仕組みをつくるには、まず自社のターゲット顧客を明確に定義し、その顧客がどのような要望を持ち、何に困っているのか、徹底した顧客思考で探らなければなりません。
このような顧客視点を商品の企画・開発や販売方法、販売ルート、広告宣伝の方法等を検討する際のスタート地点とすることで、結果としてマーケティングのための施策(自社の商品が売れ続ける仕組みづくり)が成立すると日創研では考えています。
すなわちマーケティングセミナーとは、自社の商品・サービスを顧客に選ばれ、選び続けていただくようにするための具体的な思考方法、フレームワーク、仕組みづくりの方法等を学べるセミナーの総称だと言えるでしょう。
一般的なマーケティングセミナーで学べること
一般的なマーケティングセミナーにおける講義内容の例としては、以下のような項目が挙げられます。マーケティングセミナーがどのようなものかを理解する上での参考にしてください。
- フレームワークを用いた市場分析と顧客理解の方法
- 競合との差別化ポイントを言語化、自社の価値とする思考法
- 顧客を獲得、固定化するまでの仕組みの考え方
- 一般的なWebマーケティングツールの活用方法 など
マーケティングセミナーを受講するメリット

経営者や広報担当者をはじめ、さまざまな階層・立場のビジネスパーソンがマーケティングセミナーを受講しています。
マーケティングについて学ぶメリットとしては、主に以下の点が挙げられるでしょう。
- 勘や経験だけに頼らない、明確な根拠に基づく戦略設計ができるようになる
- 今の自社において有効なマーケティングの手法、戦略の選別が可能になる
- 各階層の社員が学習することで、マーケティング施策の実行速度が上がる
マーケティング戦略は、過去の売上データ等の数値やフレームワーク、アンケート結果などの客観的な根拠に基づいて、また自社の顧客の属性や時代の変化に合わせて決める必要があります。
従来の成功体験や現場の直感等を頼りにマーケティングに取り組む企業も多いですが、この方法で再現性を保つのは非常に困難です。
自社の商品が継続的に売れる状況、仕組みをつくるには、マーケティングの原理原則を学び、過去に成功を得られた理由を理解しなければなりません。
マーケティングを理解し、自社にとって効果的な施策を明確な論理、根拠をもって選択できるようになれば、持続可能な仕組みとして社内で共有、システム化することも可能になるでしょう。
なお、マーケティングに関する知識は、経営者や一部の担当者のみが学ぶと業務の属人化を招く場合があります。マーケティングに対する考え方を組織で共有し、施策の決定・実行スピードを上げるためにも、マーケティングは組織の幅広い階層の社員で学ぶのが望ましいでしょう。
自社に合ったマーケティングセミナーの選び方

ひと口にマーケティングセミナーと言っても、そのテーマや主催団体はさまざまです。
そこでここからは、自社の状況や課題、受講目的に合ったマーケティングセミナーの選び方を紹介します。自社に合ったマーケティングセミナーを選ぶポイントは、大きく以下の5つです。
- 受講する目的を明確化し、目的をもとに選別する
- 主催企業の専門性や実績、講師の経歴を確認する
- 講座内容が「普遍的な原理原則か」を確認する
- セミナーの費用・期間・手法等を確認する
- 受講対象がどの階層の社員か確認する
1. 受講する目的を明確化し、目的をもとに選別する
マーケティングセミナーの受講を検討しているということは、マーケティングについて知識を深めたり、具体的な施策を知ることによって「解決したい課題」が自社の中にあるはずです。
さまざまなセミナーがある中で、自社に合う講座を選ぶには、自社が「マーケティングで解決したいこと(=受講目的)」とセミナーのテーマが合致しているか、確認する必要があります。
以下を参考に自社の顧客層や現状について整理し、今、自社がマーケティング分野において抱えている課題や、セミナー受講の目的を明確化した上で、受けるセミナーを選択しましょう。
- 自社の顧客層(BtoBかBtoCか、国籍、性別、年齢層はどのあたりか)
- 自社の企業規模(中小企業か大企業か、マーケティングに割く人員的余裕の有無)
- 商材の状況(既に商品ができているのか、販売中の場合は売れ行きはどうか)
- 市場の動向(自社の業界やメイン商材の市場規模がどのくらいか、競合は多いか) など
例えば、BtoBの中小企業で「良い商品があるのに認知されない」という状況があり、認知度と売上の向上に効果的な施策、手法を学ぶためにマーケティングセミナーに参加したい場合は、顧客と自社商材の価値を再定義し、顧客に届ける方法を学べるような講座がよいでしょう。
2. 主催企業の専門性や実績、講師の経歴を確認する
テーマに対して専門的な学歴・経歴を持つ講師が登壇する、またはテーマに関連した企業や団体が主催するセミナーの方が、そうでないセミナーに比べ、自社の受講目的に即した深い知識や情報を得られる可能性が高いです。
参加するマーケティングセミナーを選ぶ時は、セミナーの講師と主催者の経歴、専門分野といったバックボーンまでしっかり確認しましょう。なお、自社に近しい業界・業種・企業規模・商材の企業における成功事例、支援実績があるかどうかも、確認するべき重要なポイントです。
3. 講座内容が「普遍的な原理原則か」を確認する
マーケティングセミナーの中には、トレンドと呼ばれる施策・手法を紹介するものもあります。
しかし、トレンドの移り変わりは非常に早く、せっかく施策を実行しても、数か月で効果が得られなくなるということも少なくありません。
だからこそ、トレンドの手法やツールよりも先に、まずマーケティングの原理原則である「正しく顧客を定義し、顧客視点で思考する方法を知ること」が非常に重要になってくるのです。
根幹を理解せず、トレンドだけを追っていても、十分な集客や業績向上の成果は得られません。
特に「今回初めてマーケティングを学ぶ」方や、リソースが限られた中小企業には、時代や流行に左右されない、普遍的な原理を学べるマーケティングセミナーを選ぶことをおすすめします。
4. セミナーの費用・期間・手法等を確認する
テーマと同様に、マーケティングセミナーの費用や受講期間、講座の形式も実にさまざまです。
参加するマーケティングセミナーを選ぶ時は、セミナーの内容や講師、主催企業だけでなく、受講料や受講の回数・期間・方法(対面形式かオンラインか、アーカイブ配信か等)もしっかりとチェックして、自社が無理なく参加できるか、検討してください。
5. 受講対象がどの階層の社員か確認する
マーケティングセミナーの中には、内容によって受講対象者を限定しているケースもあります。
例えば、マーケティング戦略の全体設計に関わる内容であれば経営者・経営幹部向け、特定のツールの使い方など、実務担当者向けの内容であればマーケティング担当者向けというように、その知識・スキルを学ぶべき階層の人物を受講対象者として、明確に設定しているのです。
そのため、マーケティングセミナーを選定する際には受講対象者も確認する必要があります。
それぞれの階層や役職、担当業務に合ったセミナーを選んで継続的に学習し、組織全体でマーケティングに関する知識を深め、ノウハウを積み上げていきましょう。
日創研によるおすすめのマーケティングセミナー2選
日創研では、他社が提供する一般的なマーケティング理論に加えて、特に中小企業の経営者・経営幹部・マーケティング担当者が押さえておくべき以下のような事柄について、順を追って学んでいただけるセミナーを多数開催しています。
- 理念やビジョンを起点としたマーケティングの手法
- コーチングの考えを取り入れた「セールス・マーケティング」の方法
- 「全員マーケッター」の考え方のもと、組織全体で施策に取り組む方法
- 実際の成功事例等をもとにしたディスカッションや戦略立案の実践
ここからは、上記の知識・スキルの習得に役立つ日創研主催のおすすめマーケティングセミナーとして「顧客エンゲージメントを高めるセールス×マーケ・コーチングプログラム(2日間)」と「実践マーケティング塾」の概要を紹介します。
受講するセミナーを検討する上での参考にしてください。
1. 顧客エンゲージメントを高めるセールス×マーケ・コーチングプログラム(2日間)

「顧客エンゲージメントを高めるセールス×マーケ・コーチングプログラム(2日間)」では、顧客エンゲージメント(顧客から自社、自社商品への信頼や愛着)を高め、業績を向上させることを目指して、マーケティング思考力とコーチングを活用したセールス手法を学びます。
2日間のカリキュラムでは、参加者同士で対話する実践型のワークも豊富に取り入れています。
単に講義を聞くだけでなく、インプットとアウトプットの両方を通してマーケティングやコーチング・セールスに関する知識、スキルを習得いただけるのが特徴です。
| 受講対象者 | ・経営者、経営幹部、一般社員 |
|---|---|
| 受講の方法 |
・研修センター、またはオンラインの選択が可能
※詳細はホームページをご覧ください。 ※体験学習中心のため、欠席・遅刻された場合でも動画をお送りすることはできません。 ※実習の状況により、終了時間が30分程度前後することがあります。 |
2. 実践マーケティング塾
「実践マーケティング塾」は「ビジネスの再定義」をテーマに数か月かけて学ぶセミナーです。
具体的にはマーケティングとは何か、その本質について学んだ上で、自社の思い込みという固定観念を捨てて徹底的に顧客視点を突き詰め、自社のビジネスや商材の真の価値を再定義します。
加えて、他社における実際の成功事例も参考にしながら、再定義した自社のビジネス・商材の価値をもとに市場に新しい需要や価値を創り出すマーケティング(=創発マーケティング)の戦略を作成し、より具体性のあるマーケティング計画書に落とし込む方法まで、実践を通して学んでいただけます。
| 受講対象者 | ・経営者、経営幹部、マーケティング担当者 |
|---|---|
| 受講の方法 |
・研修センター、またはオンラインの選択が可能
※毎講、対面形式の受講とオンライン受講のいずれかを選択可能です。 ※体験学習中心のため、欠席・遅刻された場合でも動画をお送りすることはできません。 ※実習の状況により、終了時間が30分程度前後することがあります。 |
利用者の立場に立って情報を取得し、実験を繰り返しながら、問題解決を行なう「デザイン思考」を用いて、マーケティングとイノベーションを強化しましょう。
セミナーで基礎を学ぶのがマーケティング施策成功の第一歩

マーケティングセミナーとは、お客様が自ら買いたくなる状態、すなわち「売れ続ける仕組み」をつくるためのマーケティングに関わる思考方法や、具体的な知識・手法等について学ぶ講座の総称です。
「どうすれば自社の商品・サービスが売れるのかわからない」「売れる商品、仕組みをつくる考え方を知りたい」という方には、マーケティングセミナーは実践的な学びの場となるでしょう。
ただし、トレンドのマーケティング手法やツールについて学ぶだけでは、十分な効果は得られません。マーケティングの原則である顧客視点での思考法について学び、その結果得られた「自社及び自社商品の真の価値」を戦略や計画に落とし込んでこそ、施策は効果を発揮します。
日創研では、マーケティングの基礎を2日間で学んでいただける「これからの中小企業に必要なマーケティング戦略セミナー」をご用意しています。
「誰に・何を・どうやって買ってもらうのか」というマーケティングの原理原則と、組織が全員マーケッターとなるためのポイントを2日間で体系的に学べるカリキュラムなので、初めてのマーケティングセミナーへの参加を考えている場合は、ぜひ積極的に参加をご検討ください。







