株式会社日本創造教育研究所

シリコンバレー通信

Vol.003 レジリエンス(resilience)が問われている!
2018年4月3日

最近、シリコンバレー関連の会社の問題がいくつか日本にも伝わっていると思います。
Facebookの個人情報漏えい、ウーバーの自動化自動車事故、テスラの12万台リコール、オートパイロットでのモデルX の事故と車炎上などです。

結論から言いますと、もちろん人の命を奪うことは許されないことですが、これらの件で、彼らがどう学び、どう回復力を発揮するかシリコンバレーは注目しています。田舞さんの講義で言われているレジリエンスです。

日本のマスコミはきっとネガティブなニュースを流していると思います。もちろん、シリコンバレーでも同様の意見もありますし、株価も下がっています。しかし、今まである意味勢いでソフトウエアの会社が車をつくってきた面もありますので、彼らが今後どう経営改善し、回復力を見せるか期待が大きいと私は感じましたし、日本人とアメリカ人と話していても同じような意見が出ます。これが現在のある意味アメリカンドリームなような気がしています。

今の自動化レベルはレベル3(※)です。自動化されても人の力や技術が必要になります。でも、とっさの時は人の反応が鈍り、力が発揮できないことが今回のテスラの件でも明らかになりました。スタートアップ社は、一気に人の力に頼らないレベル4または5まで一気に引き上げる事を考えています。なので、ここからが実は一気に自動化が進むと考えられます。あとは、今4Gですが5Gになった時、通信速度が数十倍から100倍になりますから、本当に世界が変わります。

<自動運転のレベル> 非営利団体であるSAEが決めた自動運転のレベル
レベル0:ドライバーがすべての操作を行う。
レベル1: ステアリング操作か加減速のいずれかをサポートする。
レベル2:ステアリング操作と加減速の両方が連携して運転をサポートする。
レベル3:特定の場所ですべての操作が自動化、緊急時はドライバーが操作。
レベル4:特定の場所ですべての操作が完全に自動化される。
レベル5:あらゆる状況においても操作が自動化。ハンドルもアクセルも不要。

髙橋 明希

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