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SILLICON VALLEY BLOG

シリコンバレー通信

No.15 シリコンバレー視察が始まりました

起業家精神養成スクールのカリキュラムの一つである「シリコンバレー視察」が始まりました。

本日はまず、アメリカ・カリフォルニア州生まれの人気ハンバーガー店
「In-N-Out(イン・アンド・アウト)バーガー」にて、見学を兼ねて昼食をとりました。
西海岸を中心に約290店舗を展開する大規模ファーストフードチェーンながら、
「最高にフレッシュでおいしいバーガー」が食べられるお店として
地元の人たちから広く愛されているお店です。

In-N-Outは冷凍や調理済みの食材を使用せず、
オーダーを受けてから生の食材を調理するので全てが出来たてで、野菜も新鮮です。
パティは自社工場で生産しているそうです。

フライドポテトも凍らせていないフレッシュなポテトを使っているのでカリカリ。
とても美味しく頂きました。

 

その後は、ホテルにて3名の方の講義です。
最初はシリコンバレー在住で長年数々の日本企業のシリコンバレー進出を支援されている
マーケティング・ビジネスデベロップメント専門家、
日創研シリコンバレーオフィスのオフィスディレクターのMark Kato氏。

2人目は制御工学・AI研究で博士号を取得されており
同じくシリコンバレーオフィスのテクニカルアドバイザーの井坂暁氏。

最後は、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)のサンフランシスコ事務所長 中沢則夫様でした。

 


講義の内容は刺激の連続でした。
「イノベーション」に関して多くの気づきを頂きましたので、一部をご紹介します。

『頭に良い衝撃・ショックを与えてぐちゃぐちゃになってもらいます』
と公言されたMark Kato氏からは、

・Fail Fast,Fail Often(早く何度も失敗しろ!)
・シリコンバレーでは失敗(Fail)と言わない、経験(Experience)と言う
・シリコンバレーでは挑戦をしないでOpportunity(機会)を見逃すことをFail(失敗)と言う
・完璧を目指すより、まず終わらせろ
・最も危険なリスクはリスクを取らないこと
・私のリーダーとしての仕事は従業員の方々に素晴らしい機会を与え、
皆が意味のある衝撃を得て、社会に貢献しているという意識を持つこと

 

井坂暁氏からは、

・イノベーションとは問題を解決すること
・頻繁に早く速く失敗すれば、誰でも継続してイノベーションが創出できる
・失敗、シリコンバレー的思考→仮説・検証・修正のサイクルを速く繰り返せば早く目的が達成できる
・Opportunityとは、感じる、気づく、共感すること
・共感する→問題を定義する→手段を考える→アイディアを見せる→検証する→共感するに戻る
・なぜ今AIなのか
・事業のために経営者はどのようにAIを捉えるべきか
・経営者はAIを技術と割り切るべし

 

中沢則夫様からは

・イノベーションの動機は、「苦痛を取り除きたい(困りごとの解決)」→ 何が痛いか感じることが大事
・どんな人達がイノベーションを起こすのか? → 技術力を持つのは当たり前。「人々が何を求めているか?」を感じ取る感性が必要
・イノベーションの本質
1.なぜこのビジネスなのか? → 考案したビジネスが優れている必要十分条件の立証
2.なぜ今なのか?       → 規制の変化や技術の革新、技術の普及、急拡大している新たな市場など
3.なぜあなたなのか?     → 創業者の知識。資質がこのビジネスに相応しいこと
組成しているチームがソリューションに向けて能力をいかんなく発揮するか

 


時間が足りなくなり、夕食へ向かう移動のバスの中でも
質疑応答になるくらい白熱した時間でした。

3名の講師の皆さんのアプローチはそれぞれ異なっていましたが、
共通する結論をお伝えされていた事が印象的でした。

 

明日は、スタンフォード大学での講義・パネルディスカッションです。

続報をお楽しみに。


 

2019年11月25日(月)東京・大阪・福岡・名古屋にて、
Mark Kato 氏が来日&井坂暁氏がシリコンバレーからLive中継で
変化する時代を先取りするシリコンバレーと最新AI動向1日セミナー
を開催します。

こちらも乞うご期待ください!!

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